文鳥と暮らしの便覧 Written by Kainushi

文鳥の放し飼いはやめて!危険な理由+放鳥で注意すべきこと

文鳥と暮らす

こんにちは、飼い主です。

「文鳥の放し飼いって…キケンだよね!?」

文鳥の放し飼いは確かにキケン!

そして、通常の「放鳥」の際にも、気をつけるべきことは色々とあります!

というわけで本記事では、文鳥の放し飼いや放鳥時の注意について解説していきます。

目次

文鳥たちが安全に暮らせるように、飼い主としての意識を高めていきましょう〜。

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文鳥の放し飼いはやめて!危険な理由+放鳥で注意すること


文鳥の飼育は、ケージを設置して基本的にその中で暮らしてもらうことが前提となります。

もっと自由にさせてあげたい」という気がしてきてしまう気持ちもわかりますが…
ケージの外は危険がいっぱい!なのです。

万が一、外に逃げてしまったら…

外の世界は天敵だらけで過酷な環境。

  • 飼っている鳥たちは飼い主さんなしでは生きていけません!

外にはカラスや猫などをはじめ、文鳥にとっては大きくてキケンな動物がたくさんいます。

家での暮らしに慣れた鳥たちは、外の天候だけでも過酷なものですし、食べ物を探して食べるのもむずかしい。

自力で家に戻るのも困難ですから、あなたの文鳥を守るために、しっかりケージで飼育してあげるようにしましょう!

クリッピングしていても油断は禁物

クリッピング(=風切羽を切ること)をしていれば、自由にさせても逃げないのでは?

…と思った方もいらっしゃるかもしれません。

たしかにクリッピングをすれば自由に飛び回れなくなりますが、だからこそかえって危険な場合もあります

自由に飛べないことで…

  • 地面を歩いていて人間に踏まれるなどの事故の可能性が高まる
  • キケンなときに飛んで逃げられない

といったことも考えられるので、目を離すのは危ないです。

クリッピングをするかどうかは飼い主さんの判断になりますが、どちらにせよケージの外で遊ばせるときには文鳥をしっかり見守ってあげることが必須です!

家の中もキケンがたくさん!

家の中でも、いつでも自由にケージの出入りをできるようにしてしまうと、事故の可能性がうんと高まってしまいます

起こり得る事故の数々…

  • 調理中のキッチンに来て、熱いお鍋につっこんでしまった…
  • 子どもが気づかずに遊び回っていてつぶしてしまった…
  • ハサミなどの刃物を扱っているときに手元にきて、手を傷つけてしまった…
  • 窓を開けた拍子に逃げてしまった…

こんな悲惨なことが起こらないように!
飼い主さんが安全に遊んであげられるタイミングだけ、ケージから出して遊んであげることにしましょう。

放し飼いせずにケージで暮らす。放鳥時にたくさん遊ぼう!


放し飼いのキケンさが伝わったでしょうか?
そういうわけで、家で飼育する文鳥にはケージの中で1日の多くの時間を過ごしてもらうことになります。

それゆえ、ケージの外に出す「放鳥」の時間はとてもたいせつなものです。

運動不足の解消や、飼い主さんとのスキンシップ、複数羽飼っている場合は他の子とのコミュニケーションなど、
放鳥を通じて楽しい毎日を送りましょう!

毎日の放鳥がたいせつなスキンシップの時間

朝晩などに時間を取って、ケージの外で自由に遊ばせてあげます。
1回の放鳥は、10分〜を目安にしておけばよいでしょう。

最後は好きなタイミングでケージに帰っていく子も入れば、飼い主さんのことが好きすぎていつまでも離れない子もいます。
疲れない程度に切り上げてあげてくださいね。

文鳥たちは毎日の決まったサイクルを覚えます。
飼い主さん都合でムラが出ないように、できるだけ毎日同じくらいの時間で放鳥するように心がけましょう!

と、いうわけで…

  • 文鳥の放し飼いはやめて、ケージで飼おう!
  • 放鳥時にたくさん遊んであげよう!

というお話でした。
これから文鳥と暮らしたいという方は、安全に楽しく過ごせるように、環境を整えてみてくださいね!

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