飼って感じた!文鳥とインコの違いとは?懐き方や声の大きさなど
こんにちは、飼い主です。
「小鳥を飼ってみたいと思うけど、文鳥とインコってどう違うんだろう? 自分にはどちらのほうが合っているかな?」
↑このような疑問がある方向けの記事です。
セキセイインコと文鳥、どちらとも暮らしたことのあるわたしの視点から、その違いをご紹介します。
「小鳥を飼いたいけど種類に迷う…」という方は、よければ参考にしてみてください。
目次
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飼って感じた!文鳥とインコの違いとは?懐き方や声の大きさなど
前提としてインコと言っても幅広いので、今回は文鳥との比較ということで小型の「セキセイインコ」に絞って進めていきたいと思います。
というわけでフィンチ代表「文鳥」と、インコ代表「セキセイインコ」の違いを探ります!
【音】セキセイインコのほうが鳴き声が大きい
飼育の上で気になることのひとつが「音」だと思います。
セキセイインコのほうが、大きく響く声の持ち主です。
それに対して文鳥の声は小さめ。
どちらもステキな鳴き声ですが、音量の違いは知っておいたほうがよいでしょう。
「賃貸アパートなので、隣人に音が響かないか心配」というような場合は、インコの声量には注意したほうがいいかもしれませんね。
【声】インコはしゃべるかも!だけど、文鳥は基本的にしゃべれない
「鳥といえば、人間の言葉を覚えてマネをする!?」と期待する人も多そうですが…
- セキセイインコ→「個体によってはしゃべるかも」
- 文鳥→「人間の言葉は基本的にしゃべれない」
です。
インコでも必ずしもしゃべるわけではないので、期待はしすぎないほうがいいですね!
文鳥って人間の言葉を喋るの?→基本的に喋りません! – 文鳥と暮らしの便覧
「文鳥って、インコみたいに人の言葉を真似して喋るのかな?」という疑問にお答えします。ごく稀に喋る個体もいるようですが、結論は「基本的にNO!」です。しかし名前の呼びかけに反応するなど、ちゃんと音の聞き分けはできています。もしあなたの文鳥がいつか喋り出したらビックリですね!
ちなみにセキセイインコの場合は、オスのほうがしゃべる確率が高いようです。
わたしがかつて一緒に暮らしていたセキセイインコは、メスだったのですが一度もしゃべらなかったですね〜。
【見た目】セキセイインコはカラフルで個性的
見た目に関しては、セキセイインコのほうがカラーリングが多様で、1羽1羽が個性的に見えます。
イエローやブルーなど、鮮やかで元気な色合いが好みな人にはよいですね。
一方で文鳥は、白〜茶や黒っぽいシックなカラーがメインです。
種類も多くなく、個体差もそれほど出ないですが、クチバシの赤や身体のフォルムが美しいですよ。
【性格】文鳥は喜怒哀楽が激しく、感情表現が豊か
文鳥は小鳥の中でもとくに喜怒哀楽がハッキリしています。
すごく怒りっぽいけど、でも次の瞬間にはゴキゲンに歌ってたりする、なんてことも多々…。
目まぐるしく変化するので面白いですよ。
また文鳥は鳥一倍愛情も深いので、飼い主のことが大好きになるとベタベタとつきまとって離れなくなります。笑
たとえばコザクラインコなどのラブバードだと話は別かもですが、セキセイインコの場合はそこまで目まぐるしくハッキリとした感情は感じなかったので、
スキンシップを取りたい・人間にかまってほしいなら文鳥は個人的にオススメです。
【力】モノを壊される心配がないのは文鳥
フィンチとインコのクチバシのちがいによるものですが、インコはモノをかじってボロボロにすることが可能です。
本、段ボール、麦わら帽子、などなど… インコがついかじってしまうものは、人間にとっては困ることもありますよね。
セキセイインコを飼っていたときは、しょっちゅう本棚にもぐり込んで本をボロボロにされたりしてました。(巣作りのつもりだったのでしょう)
文鳥はじめフィンチのクチバシにはできないことなので、インコを飼う場合は飼い主の寛大さ&収納などの見直しがとくに必要かと思います。
ちなみに誤飲などの事故を防ぐためにも、部屋に危険なものがないかを確認するのはどの鳥でも大切です!!
文鳥とインコ、あなたと暮らすならどちらが向いている?
文鳥かインコ、あなたが一緒に暮らすとしたらどちらと相性がよいでしょうか?
先ほどの特徴と照らし合わせつつ、想像してみてくださいね。
生活スタイルや、どんなコミュニケーションを取りたいかを考えてみて
インコは声が大きめでクチバシなども力強く、元気で自由な印象が強い一方、
文鳥は静かめですが感情が豊かで、飼い主への深い愛情を表現してくれやすいです。
「家族みんなで、にぎやかにインコとの暮らしを楽しむ」 「一対一でじっくりと文鳥との仲を深める」 たとえばそれぞれ、こんな暮らしも考えられますね。
もちろん大まかな傾向なので、性格などには個体差がありますが、
家族構成や住環境も考慮しつつ、検討してみてください。
お世話の内容は基本的に変わらない
インコと文鳥は、体の構造も性格もちがいますが、飼育する上でお世話する内容は基本的に変わりません。
小鳥の毎日のお世話
- エサ・水やり
- 水浴び
- ケージの掃除
- 放鳥(ケージの外で遊ぶ)
毎日する動作としてはこのような感じです。
ちなみに寿命は、セキセイインコと文鳥のどちらも7〜10年くらいの間で言われることが多く、こちらも大差ありません。
小さな生き物ではありますが、毎日変わらず10年くらいの付き合いをしていけるかどうかがまず第一のポイントなので、もし飼育を考える場合は将来の見通しを立てて検討してみてくださいね。
鳥との暮らしは最高!
というわけで、「インコと文鳥と暮らして感じた違い」について紹介しました。
もっと詳しく知りたい方は、『くらべてわかる 文鳥の心、インコの気持ち』という本がオススメです!
鳥たちへの関心をすこしでも深めてくださっていたら嬉しいです。
それでは〜。