文鳥をペットにしたい!飼い方や費用、向いている人は?
こんにちは、飼い主です。
文鳥2羽と暮らしています。
「鳥をペットとして迎えてみたい!文鳥を飼ってみたいな〜」
↑このような方に向けた記事です。
「文鳥ってペットとして飼いやすいのかな?」 「文鳥を飼うのに必要な準備やお金はどのくらいかかるの?」
といった疑問にお答えします。
あなたが文鳥の飼育に向いているかどうか、実際に飼えそうかどうか、
この記事を読みながら、検討してみてください!
目次
(文鳥を一度飼うと、あまりの愛らしさに文鳥のとりこになっちゃう人も多いので、お気を付けて…)
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文鳥をペットにしたい!飼い方や費用、向いている人はどんな人?
まずは文鳥の基本的な知識、特徴から紹介していきます。
文鳥の基礎データ
- 体長15センチ、体重25g程度の小鳥(フィンチ)
- 寿命7〜10年くらい
- カラー(桜文鳥、白文鳥、シルバー文鳥、シナモン文鳥、クリーム文鳥など)
- エサは種子や青菜、ペレットなど
文鳥は、ペットとして飼うことのできる小型の小鳥です。
人に慣れやすいことから、手乗り文鳥としての評判も高く、その愛らしい姿が根強い人気のペットとなっています。
見た目の美しさも、文鳥の魅力のひとつ。
インコのように派手なカラーリングはありませんが、その美しいフォルムはいくら見ていても飽きないものです。
ペットとしては、飼育するために必要となる場所や、お世話の内容、コストが比較的少ないこともあり、
「マンションでも近隣の迷惑になりにくい」「一人暮らしでも飼える」など、飼いやすいと言われることも多くなっています。
» 参考:一人暮らしでも文鳥は飼える?雛はOK?暮らしと飼い方について
文鳥を飼うのにかかる費用は?
初期費用
- 生体(文鳥さん自身をペットショップで購入する場合):2000~8000円程度
- ケージなどの設備の初期費用:約1万円前後
何を選ぶかによって差がありますが、
大まかに1万円〜2万円くらいが、文鳥の飼育を始めるのにかかる初期費用です。
また、文鳥さんはカラーによって価格が変わります。
一般的な白文鳥や桜文鳥のひなですと2000円くらいから、 シルバーやシナモンなどのやや少ない個体は8000円ほどすることがあります。
飼育中、月々にかかる費用は?
毎月にかかる費用は、エサ代やヒーターの電気代などです。
これも与えるエサなどによってマチマチですが、
文鳥1羽なら、月に300円くらい〜がかかります。
ペットとしてはかかるコストがとても低いのも、
文鳥が飼いやすいと思われる1つの理由かもしれません。
医療費に注意!
月々の費用は基本的に少なくて済むのですが、
万が一病気になってお医者さんにかかる場合には、高額な医療費が必要となる可能性があります。
保険が効かないため、1回の通院で1万円かかる、といったことも考えられるのです。
「月々のお金はなんとかなりそうだから飼っちゃおう」ではなく、余裕を持つことを意識しておいてください!
ペットショップで文鳥を迎える場合は、ペット保険に入ることもできると思うので、
心配性な方は入っておいてもよいかもしれませんね。
文鳥は飼いやすい!? おすすめポイントとデメリット
ペットとして飼われる動物の中で、文鳥は飼いやすいと思います。
先述したとおり、場所やコスト面を考えると、
「犬や猫は飼えないな…」というお宅でも、文鳥なら飼える!という場合は少なくないでしょう。
とはいえ、
「インコとかもいいと思っているんだけど…。 他の鳥と比べて、文鳥の特徴ってなんなんだろう?」
と迷う方も多いと思います。
というわけで実際に文鳥もインコも飼育したことがあるわたしの視点から、特に文鳥のオススメしたいポイントを紹介します!
文鳥をオススメしたいポイント
- 鳴き声が小さい
- 体が小さいので、フンも小さい(汚れにくい)
- イタズラが少ない
- 喜怒哀楽がはっきりしていて表情豊か
- 人間をパートナー認識すると、いわゆる「ベタ慣れ」状態になりやすい
シンプルなメリットとしては、ペットによくある「音、汚れ、匂い、破壊行動」などの悩みが少ないことが挙げられます。
インコの場合は声が大きく響き渡ってしまったり、部屋にある紙類(本など)をボロボロにかじってしまうこともあるのですが、文鳥はその点の心配がほとんどありません。
ちなみに鳥は、においもほぼ無臭です。
「マンションで音や匂いの影響が気になる」などの場合は、文鳥であれば心配は少ないかと思います。
また、人間と仲良くなりやすいという性質があるため、スキンシップの取りやすさや愛情表現の豊かさも魅力ですね。
(もちろん個体差があり、人から触られるのが苦手な子もいますので、期待しすぎは禁物です。)
しっかりと愛情を持って接していれば、「名前を呼ぶと返事をする、こちらに飛んできてくれる」ようになるなど、賢くてかわいいパートナーになるかもしれませんよ!
文鳥とインコの違いについて気になる方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。 » 参考:飼って感じた!文鳥とインコの違いとは?懐き方や声の大きさなど
文鳥飼育にはデメリットもあることを理解しよう
文鳥を飼っていて大好きな私としては、文鳥はペットとしてかなりオススメしたい!のですが、
人によってはデメリットを感じる場合もあると思います。
文鳥を飼う上でのデメリット
- 世話や放鳥(ケージの外で遊ばせること)の時間を毎日取る必要がある
- 服装やインテリアに気を配る必要がある
- 旅行などで長い時間家を空けることができない
まず、文鳥に限らないことですが、お世話には時間が必要です。
世話自体はやることが少ないとはいえ、朝の起床の時間を今より早めるなど、生活を少し変える必要がある人もいるでしょう。
旅行など長期で家を空けることもできなくなるので、旅行好きな方や、一人暮らしで出張が多い方などの飼育は避けたほうがよいですね。
どうしても家を空けるときのために、近くにペットホテルがあるかどうか、もしくは預かってくれる家族や知り合いがいるか、先に確認しておくのをオススメします。
たまに1泊程度の短い旅行や帰省をするくらいであれば、お留守番は可能です。 餌を切らすことが決してないように、準備して出かけましょう!
また、文鳥はトイレのしつけはできませんので、家具や服が汚れたくないという場合は、対策が必要です。
文鳥はあまり物を壊すようなことはないですが、例えば観葉植物などがあるとかじってしまうおそれがあります。
飼育を始める前に、部屋のインテリアも見直す必要があるでしょう。
文鳥飼育のデメリットについて、詳しくはこちらの記事もどうぞ。 » 参考:文鳥を飼うのはデメリットも付きものだ…
文鳥を飼うとどんな生活になる? シミュレーションしてみよう!
「文鳥を飼いたい気持ちが高まってきた! 実際に文鳥が家にいたら、どんな感じの生活になるんだろう?」
というわけで、文鳥との暮らしを想像してみましょう。
例えば、働いている人なら、こんな感じの毎日になりそうです。
文鳥飼育のルーティン
- 朝、仕事前に30分ほどケージの掃除や放鳥の時間
- 夜、帰宅後に放鳥して遊ぶ(30分〜1時間)
時間については決まりはないのであくまで目安ですが、
朝晩30分ずつ〜などの時間を文鳥のために取るようになります。
毎日のお世話でやることは以下のとおり。
- エサや水を新しくする
- ケージ(フンなど)の掃除
- 水浴び
基本的にやることはこれくらいです。
あとは月に一回など、定期的に「ケージの丸洗い」や「爪切り」などをします。
1日にやることは少ないので負担はないと思いますが、 もちろん命に関わることなので、1日もサボれませんよ!
家族で飼うのか1人で飼うのか、誰が主にお世話をするのか、協力してやっていくのか…。
飼い主さんの状況により違うと思いますが、この生活を10年ほど続けられるか判断してから、文鳥を家族に迎えましょう!
文鳥をペットとして迎えるのに向いている人は?
文鳥の特徴や、お世話に必要なことなど、ざっとご紹介してきましたが、
これを踏まえつつ「文鳥をペットにオススメしたい人」はこんな感じです。
- 毎日朝晩にしっかり時間が取れる人
- 家を空けることが極力少ない人
- 大型の動物は飼えないけど、なるべくスキンシップの取れる動物が飼いたい人
- マンション住まいなどで、音や匂いが近所迷惑にならないか心配な人
- 飼い主とペット、双方向の愛情を感じたい人
- とにかく文鳥のビジュアルや愛らしさに魅了された人
文鳥のことが愛おしくて仕方ないわたしとしては、ぜひ皆様にも彼らの魅力を知ってほしいと思っています。
ペットとして文鳥を飼うことを検討されている方は、いろいろと知識を蓄えたり準備をした上で、文鳥を迎え入れてくださいね!
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