文鳥の二羽飼いをしたい!人離れの原因やケンカにならない?
こんにちは、飼い主です。
2羽の文鳥と暮らしています。
文鳥2羽と暮らしたい人「文鳥を2羽で飼いたいと思っているけど、大変かな? 人になつかなくなったり、文鳥同士がケンカして仲良くなれなかったらどうしよう…」
↑このような方向けの記事です。
「今は1羽だけ飼ってるけど、もう1羽いた方がさみしくないかも」
「でも2羽飼うことで人間になつかなくなったり、仲良くできなかったらどうしよう」
そう考えている方も多いかもしれませんね。
わたしは文鳥を1羽で飼い始めたのち、1年後にもう1羽お迎えし、現在は2羽と一緒に暮らしています。
体験も交えつつ書きますので、お迎えしようか迷っているかたは参考にしてみてください!
目次
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文鳥の二羽飼いをしたい!人離れの原因やケンカにならない?
複数の文鳥が寄り添うようすは微笑ましいですよね。
しかしそのように仲良くできるかは、性別や相性次第です!
相性が悪いとケンカします。ケージは分けることを前提に考えて
2羽で飼う場合、同じケージに入れていいんじゃない? と思われるかもですが、文鳥はけっこう気性が荒いところがあります。
相性が合わない文鳥同士だと、ケンカをして大怪我につながりかねません。
特にオスの場合は、縄張りの意識が強いので、基本的に一緒にすることはできないと考えておいたほうがいいでしょう。
ちなみに我が家の文鳥はオス2羽で、とてつもなく相性が悪い! ので、ケージだけでなく放鳥も1羽ずつ別々にしています。
2羽で飼う場合の、飼い主さんの前提意識としては、 「仲良くできたらラッキーだな〜」くらいの感覚でいるのがちょうどいいと思います。
オスメスで仲良しのペアが作れたら理想的ですが、鳥は雛で迎えることが多く、性別を選べないことが大半だと思うので、そのあたりも運ですね。
2羽だからといってコストや手間も2倍、ということはない
ケージは2つ必要だし、エサも2倍消費する…のは確かにそうなんですが、
たとえば青菜を買う量やエアコンの稼働時間は変わらないし、ヒーターをシェアしたりもできます。
毎日のお世話として、水入れやエサ入れを洗う個数は増えますが、「1個も2個も変わらんわい」という感覚であれば、かかる時間は特に負担には感じません。
もともと文鳥はそれほど手のかかることはないので、「2羽にしたらものすごく大変!」ってことはないですよ。
複数羽で飼うと、人間への意識は薄れやすいです
「1羽飼いのほうが人間になつきやすい」と言われますが、実際、飼い主にベタ慣れさせたいのであれば1羽飼いのほうが達成しやすいです。
2羽以上いると、どうしても他の文鳥を意識してしまうので、人間のほうを見てくれる時間が減りがち。
飼い主と文鳥でしっかりと仲を深めたいのであれば、1羽で飼うのがオススメですね。
逆に「文鳥同士のコミュニケーションを外から眺めていたい」というタイプの飼い主さんなら、この点は気にせず2羽飼ってもよさそうです。
文鳥の二羽飼い。すでに先住の子がいて1羽増える場合と、同時に2羽を迎える場合の違い
「ベタ慣れさせたいなら1羽飼いがオススメ」と言いましたが、1羽ずつ時期をズラして迎えていけば、「人間に無関心になる」ということは避けやすいです。
まずは1羽目の子をひとりっ子として育て上げてから、2羽目を迎えるという方法になります。
すでに先住の子がいて、その後に1羽増やす場合
文鳥は生後半年ほども経つと、パートナーを選び始めます。
一途な鳥なので、一度パートナーを決めるとその相手のことを生涯好む性質があるのです。
飼い主がそのパートナーに選ばれれば、その後に他の文鳥が来ても深い興味を持たず、「鳥たちだけのコミュニティができてしまって、人間になつかない」ということになりにくくなります。
後から来た子のことを「ライバル視」する可能性もあり、一長一短ありますが…
「すでに1羽飼っていて、もう1羽検討している」という方は、
- 鳥同士のコミュニケーション重視なら早めに
- 人間ともベッタリあそんでほしいなら、パートナーに飼い主を選んでもらうまでは1羽飼いの期間を設けてから
というのを意識してタイミングを考えてみるのがオススメです。
ちなみに我が家の文鳥は「1年ずらし」で迎えて、 ・1羽目はとにかく飼い主にベッタリ ・2羽目は人にも鳥にもほどほどに興味がある自由人 という感じに育ちました。
同時に2羽を迎える場合
最初から雛を2羽同時に迎える、というような場合であれば、鳥同士の関係が自然と築かれていくでしょう。
性別の違いはさておき、文鳥同士で遊び相手やペアだと思える相手がいる環境で育つと、人間に対して特別な感情を抱く可能性は低くなります。
人に依存したり、人の不在が不安やストレスにつながったり、という可能性も減りますね。
飼い主としてはやや寂しい気持ちもするかもしれませんが…
文鳥たちの暮らしを考えると、複数羽いる環境というのは健全とも言えそうです。
雛で複数同時に育てると最初は大変だと思いますが、その分にぎやかで楽しいおうちになりそう。
文鳥たちの視点や、飼い主さんの自宅の環境なども考えつつ、複数羽の飼育もぜひ検討してみてください!
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