文鳥と暮らしの便覧 Written by Kainushi

やりすぎ注意?文鳥の餌の量はどのくらいがちょうどいい?

文鳥を知る

こんにちは、飼い主です。

文鳥の飼い主ビギナー「文鳥の餌やりって、どのくらいの量が適切なんだろう? 足りなかったら困るし、多めに置いといた方がいい?」

↑このような疑問にお答えします。

まず結論ですが、一般には「文鳥が1日に食べる餌の量は5g程度」と言われていることが多いですね。

ただ、量だけを気にしていると栄養がかたよってしまうので、バランスのよい食事ができるように心がけてあげましょう!

目次

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やりすぎ注意?文鳥の餌の量はどのくらいがちょうどいい?

文鳥が健康に過ごせるように、適切なエサの量を知っておきましょう。

文鳥の1日の餌の量は、5gが程度が目安


体重の10%程度、という意見もあるようですが、おおよそ5gくらいを目安にしておけばよいと思います。

ただし文鳥は1日食べないだけでも餓死の可能性があり、半日でも危険と言われますので、食べ過ぎよりもむしろ足りないことが絶対にないように気をつけるべきですね。

鳥は、食べて、排泄して、というサイクルを小刻みにおこなうことで、つねに身体を軽くして飛べるようにしています。

文鳥は食いだめをする性質はないので、極端に量を食べすぎるということは心配しなくてよさそうです。

とはいえ、栄養のバランスが悪いと肥満や病気につながる可能性があるので、その点は注意しましょう。

文鳥も選り好みします

文鳥によって好きなシードがあるなど、グルメな舌を持っています。
特に「カナリーシード」を好む子も多いですが、これは脂質が多いです。

食べるものがかたよると肥満や発情にもつながりやすいので、栄養バランスを考えて与えるようにしましょう。

高カロリーなものを美味しく感じるのは、人間と同じですね。笑

夜ふかしは太る!?

食事の量や内容だけでなく、生活リズムも同時に気をつける必要があります。

睡眠が短く、活動時間が長いと、どうしても食べる量が増えてしまいます。

飼い主さんと同じタイミングで寝起きしていると、文鳥にとっては睡眠時間が短すぎてしまうので、ケージのおやすみカバーなどを使って、しっかり夜の時間をつくってあげてくださいね。

シード、ペレット…どれをあげればいいの? 餌を選ぶときのポイント


文鳥用の主食のエサは、大きく分けてシードとペレットが販売されています。

混合シード

シードの餌は、アワ、ヒエ、カナリーシードなどを混ぜた混合シードが一般的です。
シードだけでなく、野菜やボレー粉が配合されているものもあります。

自然のものなので、文鳥も好んで食べてくれますが、高カロリーなシードは食べ過ぎに注意。

「好きなシードだけを先に食べて、おなかいっぱいになってしまう」ということがあったり、肥満や栄養のかたよりが起こりやすいです。

毎日食べ切るくらいの量を与え、副食として青菜も食べさせたりするようにしましょう。

ちなみに、くちばしが悪いなどの特別な事情がない限り、栄養価が高い「殻付き」のものをオススメします。

ペレット

文鳥に必要な栄養が、バランスよく配合されている小粒のペレットです。
ペレット食なら、ビタミン剤や副食は不要。

選り好みによるバランスのかたよりを気にしなくてよいのが、ペレットタイプの長所ですね。

価格は、シードよりもやや高価な傾向です。

また、シードとちがって慣れないために、なかなか食べてくれない場合もあります。
最初からペレットで育てるか、シード食から移行させる場合はなるべく若いうちに時間をかけて切り替えていくといいでしょう。

どちらを選ぶかは、文鳥さんと飼い主さん次第

「ペレットのほうが健康管理の上でよい」という意見もあれば、
「シード+青菜 で十分」という意見もあります。

というのも、ペレット食は歴史がまだ浅いので、
完全にどちらがいいということも分からないのです。

文鳥自身の食の好みもありますし、飼い主さんにもそれぞれ考え方があると思うので、それぞれの家庭で合うものを選んでみてください。

「食べる楽しみ」も大切にしてあげつつ、健康な食生活をサポートしてあげましょう〜。

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