一人暮らしでも文鳥は飼える?雛はOK?暮らしと飼い方について
こんにちは、飼い主です。
一人暮らしの動物好きさん「一人暮らしだけどペットを飼いたくて検討してる! 文鳥ってどうかな?」
↑上記のような方に向けた記事です。
ペットとして飼われる鳥の中でも、根強く人気のある文鳥。
わたしは実際にひとり暮らしで文鳥を2羽飼っていますが、「ひとり暮らしでも飼いやすい!」ので、個人的にはとてもオススメです。
本記事では、ひとり暮らしでの文鳥飼育について紹介します。
目次
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一人暮らしでも文鳥は飼える? 雛はOK? 暮らしと飼い方について
結論、ひとり暮らしでも文鳥の飼育はできます!
というのも、
- 毎日のお世話に必要な時間は、1時間ほどあれば十分
- 30〜40センチ四方のケージが置ければOK
と、フルタイムで働いていても、部屋が広くなくても、飼うことができるからです。
また文鳥は鳴き声がちいさいので、賃貸マンションでの音の迷惑もさほど心配がいりません。
「時間が取れるか心配」「飼育スペースや、近隣への迷惑が心配」
という不安がある方も、他のペットと比較すると飼いやすい部類に入るのが文鳥かと思います。
物を壊したり汚したりということもほぼなく、匂いもないので、その点でも安心ですよ。
一人暮らしの文鳥飼育ができる人は?
- 仕事の勤務時間がだいたい一定
- 毎日コンスタントに時間を取れる
文鳥は日中に活動する生き物なので、できるだけそれに沿えるサイクルで日常生活をしている飼い主さんが好ましいですね。
「日が出たら起きて、日没に寝かせなきゃ」というほどカッチリこんを詰めなくても大丈夫ですが、 あまりにメチャクチャな生活だと健やかにはいられませんので…。
当たり前ですが、飼い主の気の向いた日だけ遊ぶとかはダメなので、毎日変わらずに文鳥と接することができる人が、飼育に向いていると思います。
また、文鳥は1日エサを切らしただけでも餓死の可能性がありますので、「忙しくてお世話を忘れちゃった」なんてことは決して許されません。
ひとりだと他の人と手分けもできないので、自分の生活にお世話の時間などをちゃんとはめ込むことができるか、シミュレーションしてみてください。
ひとりの部屋よりコストはかかります
人間が仕事などで家にいない時間でも、夏はクーラー、冬はヒーターをつけるので、初期費用や餌代だけでなく電気代などのコストもかかります。
増えるのは小さい身体ひとつとはいえ、ひとり暮らしとはちがった状況になるので、
時間と心とお財布に、余裕を持っておいてくださいね。
家を空けなきゃいけない日があるかも…という場合は
人間はどうしても旅行や帰省など、家を空けたい日がたまには出てしまうと思います。
その場合、えさと水を切らさないようにたっぷりと用意し、季節によってはエアコンやヒーターで空調をととのえておけば、1泊くらいはお留守番できますよ。
ただ出張が多めの職種の場合などはキビシイので、飼うのは諦めたほうがいいかもですね。
その間家に来てもらえるような頼れる人がいるとよいですが、他の方のお宅やペットホテルなどに移動して環境がコロコロ変わるとストレスになります。
「年に数回、1泊ていど家を空ける可能性はあるけど、基本的には毎日変わらず家にいる」 という生活をしている飼い主さんなら、鳥たちも安心して暮らせるでしょう。
一人暮らしで文鳥の雛から飼うのはむずかしい?→さし餌回数によってはOK
「文鳥を飼うなら、雛から育てたい!」
「でも一人暮らしじゃ雛はむずかしいかな…」
そう考える人も多いと思います。
雛から育てるなら、さし餌の回数に注目
ひとえに「雛」といっても、その成長度合いは日々変わります。
ポイントとなってくるのが、「さし餌」の回数です。
生まれたばかりの雛は、さし餌といって数時間おきに餌を用意して与えなくてはなりません。
仕事に出ていたら、そんなにこまめにできないですよね。
しかし成長するにつれて、さし餌の回数は減っていきます。
そして、ひとりで餌を食べられるようになっていくのです。
目安としては…
もしフルタイムで会社に出社して働いているなら、 さし餌が1日2〜3回以下になり、自分でも餌をついばみ始める頃合いから、飼育できるようになってくるかと思います。
在宅勤務で24時間おなじ部屋にいられるなら、もう少し幼い雛でも飼えるかもしれませんね。
現状のさし餌の回数は、ペットショップにいる子ならスタッフの方に聞けばわかります。
自分の生活に落とし込んで、「これならちゃんと面倒見られるな」とイメージしてから、お迎えする子やタイミングを決めましょう。
成鳥になってからの飼い方はこんな感じ
ひとりでご飯を食べるようになれば、飼い主がする世話はうんと減ります。
- えさやお水を新しく用意する
- ケージ内のフンの掃除をする
- 水浴びをさせる
- 放鳥する(=ケージの外で遊ぶ)
毎日のやることは、だいたいこんな感じです。
あとは月に1度ほどケージを丸洗いしたり、爪が伸びたら切ったりします。
放鳥時はコミュニケーションをとって、仲を深めましょう。
文鳥はとても愛情深いので、彼らとふれあう時間は毎日の至福です!
文鳥との一人暮らし。毎日のルーティンはこんな感じ
ひとり暮らしで文鳥を飼ったらこんな感じ!
というわけで一例として、我が家での毎日を紹介します。
1日のルーティン
- 朝→えさ、お水の交換、ケージの掃除、水浴び
- 日中→飼い主はとなりで仕事中、ケージ内で自由に過ごしてもらう
- 夜→平均して20分くらい外に出して遊ぶ
朝に必要なお世話を済ませて、あとは何度か放鳥して遊んでいます。
朝晩に30分ずつくらい時間があれば、問題なしです。
同じく鳥を飼育している一人暮らしの友人は、「朝が苦手で、仕事から帰ってから世話をする」と言っていたので、時間は飼い主さんのスタイルによりけりですね。
毎日同じサイクルで動くようにしていると、鳥たちもそのサイクルで生活するようになりますので、
あなたの生活に合わせて毎日一定の時間を取れるか、考えてみてください!
長い目で見て飼育を検討しましょう
結論、ひとり暮らしでも文鳥の飼育は可能です!
ご自身の暮らしと照らし合わせて、検討してみてください。
しかし文鳥の寿命は7〜10年くらいあると言われています。
その間に飼い主さんがひとり暮らしではなくなる場合もあるでしょう。
ずっと一緒に幸せに暮らせるように、長期的な視点もふまえて、文鳥さんをお迎えするか考えてみてくださいね!
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